Testosteroneの『とにかく休め!』という1冊が面白い。

よく売れている。

残念ながら昭和の時代は休むことが罪悪であり、四六時中仕事をしているか、考え事をしていた。

私にいわせれば、人生は「働くか休むか」のどちらかであり、いまの時代というか、これから先は「休む時代」なのだ。

昔は休んでも、楽しいことも、物品もなかった。

私の青年時代の昭和は、テレビもないし、映画館もない。

娯楽品はラジオだけだった。

それも「一家に1台」だから、休んでいてもすることもないし、面白くもなかった。

いまの時代の「休む」とは、まったく違っていたのだ。

いまの時代は楽しいことがゴマンとあり、休んでいないと、楽しいことに触れることもできないのだろう。

ところが人間は、常に「二者択一」で生きている。

休むか働くか―つまり、遊ぶか勉強をするかのどちらかで、この両方を1人で継続することは、非常にむずかしい。

この2つの選択を、短時間でできる人が、成功者になれるのかもしれない。

私は若い頃から週刊誌の編集者だったので、働くのが当たり前だった。

そこで部員には「濃い24時間」を持たせることにしたのだ。

休むとは寝ることではない。

精神と肉体を遊ばせることだ!

それぞれが、自分なりの精神と肉体の遊ばせ方を考え、それを実行せよ!

その時間は交互に作り出せ!―と、指令したのだ。

恐らくどの週刊誌でも、この方針で、部員を休ませていたはずだ。

現在は、それを自分で作り出さなければならないので、職場の選択も必要だろう。

まず「休む罪悪感を捨てる」というテストステロンさんの考えは正解だ。

問題は「自分の心と体がラクになる」ように、することだろう。

ともかく休もう!

『とにかく休め!』



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最近は1人でお店にいると怖い、という店員がふえてきています。

それも夜間ならわかりますが、昼日中でも怖いというのです。

「カスハラ」が横行しているからです。

カスハラとは、カスタマーズハラスメントのことで、顧客が企業に対して、理不尽なクレーム・言動をすることをいいます。

外国にはこのカスハラは、それほどいない、ということですが、なぜなのでしょうか?

一説には「お客様は神様」という言葉が、日本にはあるからだ、という人もいます。

この言葉は、かつての国民的歌手だった三波春夫が話したものであり、自分のお客様である「聴衆」に対していったものです。

それが昨今では、店に品物を買いに来た客が、勝手に「おれは神様だぞ!」といって、乱暴を働いているのですから、まったく言葉の意味を履き違えています。

ここで小池百合子都知事は、「カスハラ防止条例」を制定し、顧客による暴言や、理不尽な要求などの迷惑行為を防止する方針を固めたようです。

これがスタートしたら、全国初となるでしょう。

恐らく他の道府県でも、同じような条例をつくるのではないでしょうか。

なにしろ官民を問わず、深刻な被害になっているからです。

過去2年間で顧客から暴力、暴言を受けた人たちは、日本の労働組合の調べでも「56%」に及んでいるようです。

これでは働いているほうも、安心できないでしょう。

ただカスハラの加害者に罰則を科せば、逆恨みして、企業そのものが攻撃を受ける危険性もあるようです。

特に東京や大阪といった大都会では、何が起こるかわからないだけに、慎重に審議しているようです。

できれば早めに、全国一斉に行われるといいのですが。


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私が創作した言葉に「サーマルの法則」というものがあります。
聞きなれない言葉でしょうが、サーマルとは上昇気流を指します。

何らかの原因によって大気が上昇するのですが、グライダーやパラグライダーなどのスカイスポーツでは、この気流をよく使います。

これは面白いことに、人間と人間でも、話していくうちに気の高まりや、興奮によって「やる気が出てくる」ようで、基本的に午前中のほうが、サーマルはぐんぐん高まっていくのだそうです。

そこで会議はどの企業でも、できるだけ早い時間に開くのです。

ところが気流というのは、例えば雲でいえば真綿雲のようなポツン、ポツンとした小さな白雲がところどころに浮かんでいても、高まりません。

白雲でも大きいほど、気分的によりよい高まりとなり、大きな黒雲であれば、気持ちが暗く、圧迫されるでしょう。

ここで誰でもわかるでしょうが、雲というのは午前より午後のほうが出やすいのです。


つまり雨の降る確率は、夏の季節でわかるように、日中気温が上がることで積乱雲が形成され、夕立となるのです。

そうなると人間でも、夕方には気持ちが乱れがちになります。
特にこれからの季節は、午後から夕方にかけて、気持ちに乱れを生じやすいので、気をつけたほうがいいでしょう。

私はこの気流を、女性の気分に置き換えることで『女の財布を開かせるサーマルの法則』(かんき出版)という1冊を書いています。

もし仮に、午前中から自分の気に乗れなければ、他人の気に乗ることも大事です。
中でもこの本の内容のように、女性は特に「気分次第」だけに、時間と気分の関係を、よく観察しておくことが大事です。

例えば夕方になって、突然「食事に行こうか?」と誘っても、まずムリでしょう。
午前中の気分のよい気流に乗っている時間に笑顔を交わしておくと、それによって、上昇気流に乗ってもらえるのです。

私は作家には午前中に電話をすることが多いですが、午後になると、作家にもいろいろトラブルが起こり始めるので、そう簡単にはOKいただけません。

「サーマルの法則」と勝手につけて、それを活用してきましたが、案外、こういう手法が大事なものです。活用してみてはどうでしょうか?



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文豪や編集者に愛されていた、
お茶ノ水駅近くの「山の上ホテル」が休業となった。
再度作り直すのかどうか、まだはっきりしていないようだ。

私は戦後8年たった1953年頃から、このホテルに通うようになった。

最初は作家の檀一雄先生の作品をいただきに行ったのだが、
そのうち、週に1回ほど、呼ばれるようになっていった。
自分の仕事ではない、他社の書き下ろしを手伝わされたのだ。

それは当時テレビドラマにもなった『火宅の人』(新潮社)
という作品に出てくる、先生の愛人女優との世話を頼まれたのだ。
まだ22歳の新人編集者が、世間に隠された愛の巣を探しに歩いたり、
いまの人の仕事ぶりでは、考えられない仕事だった。

あまり長い間、ホテルに2人で逗留していたのでは、
流行作家といえども、資金がつづかなくなってきたのだ。

私は山の上ホテルに行くたびに、
天ぷらのカウンターでおいしい天ぷら料理を食べられたのが、
のちに「食通」の1人に数えられるようになったのだが。

このホテルは天ぷらで一時期、有名になったのだが、
そのとき働いていたのが、近藤文夫氏で、いまではミシュランの常連だ。
しかし近藤さんは私よりあとに職人になっている。

このホテルには、文豪が作品を書くとき使った、
座布団から文机、テーブル、ペンなど、いろいろ揃っており、
私はのちに作家になってから、ここの常連になったのだが、
多くの文人が使った文机を使わせていただいた。

このホテルがなくなると、もうホテルの楽しみはなくなるだろう。
ほとんどは、外資系の超高値ホテルに切り換わっていくからだ。

昔を知っている人には、寂しい時代になってしまった。


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この世界では、替えの利かない人間なんて存在しない。

近頃ではジャニーズ事務所をつくったジャニー喜多川が死んだら、彼の替えはいないといわれていたし、現在は松本人志がそんな立場に立っている。

しかし別に松本がいなくなったって、テレビ界が潰れるわけでもなく、本人がそう思っているようでは、のちのちそれこそ、お笑いネタになるだろう。

替えが利く、利かないの原点は「多くの人に感動を与えている」というものらしい。

名経営者といわれている人も、亡くなったところで、会社が潰れることは、めったにない。

松下幸之助や稲盛和夫も「替えの利くような人物」ではなかったのはたしかだが、では亡くなったら会社が潰れてしまったか、といったら、そんなことはない。

どこの皇帝や大統領がいなくなろうと、国そのものが滅亡するような時代ではなさそうだ。

極端にいえば、死んだり居なくなったとしても、いまならAIがその代わりを務めてくれるだろう。

いまの世の中でいうなら、タレントの松本人志が失脚したら「替えが利かない」といっている連中は、仕事か遊びで、いい思いをした男たちだけなのだ。

しかしこれからはもう、女遊びにも参加できないし、仕事ももらえない。

かつての吉本興業の島田紳助のように、松本はひとりぼっちになる以外ないのだ。

島田のときも、替えがいないといわれていたが、芸人はあとからあとから生まれてくる。

私たちもとりあえず、「替えのない人間」を目指して、がんばれるだけがんばっていこう。

とはいえ、私生活面でも「替えの利かないお父さん」にはなりえないようだ。

よき夫、よき妻、よき父や母どころか、近頃は毒夫、毒妻、毒親と呼ばれるようになってきた。

できれば、こんな言葉や表現で呼ばれるようには、なりたくないものだが。

それはともかく、松本人志の時代は終わった。子分の小沢一敬も終わったろう。

聖心女子学院(中・高校)出身の松本夫人も、外に出られなくなったようだ。



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