ファシリティドッグが活躍している。

ファシリティとは、もともと施設、設備、便利さ、融通という意味だが、一般的に、ファシリティマネジメントと使われることが多い。

さまざまな設備や施設などを維持、運用する業務をいうのだが、なんと最近は、それらを利口な犬たちが受け持つのだ。

正しくいえば、病院で活動するために、専門的に育成された犬のことをいうのだが、この犬たちが小児ガンなど、重い病気で長期入院する子どもたちに寄り添って、不安感などを和らげているのだ。
病院の医療スタッフの一員として「常勤」している犬たちもいるという。

特に小児医療の現場で、明るい存在感を示しているようだ。

ベッドに寝たままの子どもたちの病室を、毎日定期的に訪れて、一緒の時間を過ごすのだが、子どもたちはこの常勤の犬がやってくるのを、心待ちにしているという。

犬と一緒だと、子どもたちは痛い注射も我慢するし、ときには子どもと一心同体となって、活動するというから、看護師さんより活躍しているかもしれない。

ただファシリティドッグは、まだ日本に4頭しかいないようだ。

ハンドラーと呼ばれるパートナーがいないと、活躍できないからだ。

海外で育てられ、教育を受けたファシリティドッグが、日本でぴったり合うハンドラーと訓練をしつづけて、ようやく一人前になるようだが、まだそこまでできる施設や病院は少ないらしい。

しかし犬好きな子どもにとっては、お父さん、お母さんより頼りになるようで、注射を打つ間、この犬に寄り添ってもらうだけで、我慢できるという子どもたちも多いという。

このファシリティドッグは、子どもたちと輪投げして一緒に遊んだり、散歩にもついてきてくれるというから、まさに友だちだ。

できればこのファシリティドッグを、もっと飼育して、各病院で勤務してもらいたいところだが、まだその緒についたばかりなので、これからが楽しみだ。



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