「ふぞろいの林檎たち」の山田太一が11月末に亡くなった。
今年は有名人の死者が多かった。

まだあと3週間を残すので、誰が亡くなるか予断を許さないが、
宗教界の大物2人を失ったことは、芸能人や作家の亡くなった意味と大きく違うところだ。

中でも「幸福の科学」の大川隆法は66歳の現役総裁だっただけに、組織が大きく崩れた。
また池田大作の死も組織が巨大なだけに、大変だろう。
創価学会第三代会長という枠を大きく飛び出して、世界でも有名な存在だったからだ。

今年は作家と芸能人の死が多い。
ノーベル賞の大江健三郎を初め、平岩弓枝、永井路子、加賀乙彦など、昭和文壇を形づくった大物が続々と鬼籍入りしてしまった。

芸能界でも歌舞伎の市川左団次を初め、谷村新司、扇千景、坂本龍一、
奈良岡朋子、笑福亭笑瓶、イエローマジックオーケストラの高橋幸宏と、
それぞれ若手芸能人を引っ張ってきた大物、実力者が姿を消してしまった。

さらにこの10月に亡くなったアリスのメンバー、谷村新司はまだ74歳だった。
芸能人は意外に長命の人が少ないが、それだけきびしいのかもしれない。
なにしろ雨や雪の中でも仕事をしなければならないし、夜間の舞台なども多いので、睡眠も不足するのだろう。

芸能人に似ているのが、マンガ家だ。
作家の場合は1人の作業なので、スケジュールをつくりやすいが、マンガ家は共同作業なので、深夜から早朝作業する人も多い。

『銀河鉄道』の松本零士は、85歳でこの2月に亡くなったが、長生きの方だった。
どの業界でも、戦後のむずかしい昭和の時代に活躍した人々が亡くなっていく。



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